
皆さま、こんにちは。
練馬区の大泉学園駅から徒歩2分の歯医者【大泉学園みやけ歯科】です。
「家族みんなでしっかり歯磨きしているのに、子どもだけむし歯ができてしまった」
「大人になってからむし歯が増えた気がする」
そんな経験はありませんか?
じつは、むし歯予防は「年齢によってアプローチを変えること」がとても大切です。
子どもの歯はまだ成長途中で、歯質もやわらかく、むし歯が進行しやすい特徴があります。
一方、大人は生活習慣や免疫機能の低下などの影響で、歯の表面だけでなく歯の隙間や根元にむし歯ができやすくなります。
つまり、「歯磨きすれば予防できる」という一律の方法では不十分なケースもあるのです。
そこで今回は、お子さま、大人の方、シニア世代の方と、ライフステージごとに異なるむし歯予防のポイントをわかりやすくご紹介します。
ご家族皆さまのお口の健康を守るためのヒントとして、最後まで読んでお役立ていただけましたら幸いです。

三宅 言輝 院長
経歴2014
明海大学歯学部 卒業
2014-2015
明海大学歯学部 臨床研修医
2015-2021
明海大学歯学部 口腔外科第二講座 医局医
2019-2023
医療法人みやけ歯科医科ケア みやけ歯科クリニック 非常勤医
2021-2023
医療法人社団正昌会 山口歯科医院 常勤医
2023.9.1
大泉学園みやけ歯科 開院
医院名:大泉学園みやけ歯科
所在地: 〒178-0063
東京都練馬区東大泉5丁目40-40
年齢やライフステージごとに異なる!むし歯予防のポイント

むし歯を防ぐには、毎日の歯磨きや食生活に気をつけることが基本です。
ですが、年齢やライフステージによって、むし歯のなりやすさやリスクの場所は異なります。
たとえば、子どもの歯はやわらかくてむし歯が進行しやすく、大人では歯と歯の隙間やストレスが影響することも。
シニア世代になると、歯ぐきが下がったことで根元にむし歯ができやすくなる傾向があります。
そのため、むし歯予防も「一律に同じことをする」のではなく、年齢に応じた方法を選ぶことが大切です。
ご自身だけでなく、ご家族の年代ごとの予防の考え方を知ることは、皆さまのお口の健康を守るうえでとても役立ちます。
幼児期のむし歯予防|まずは生活習慣の土台づくりから
乳歯は永久歯よりもやわらかく、むし歯が進行しやすい性質があります。
歯が生えはじめた時期から、日々の習慣としてむし歯予防を意識することがとても大切です。
歯が生えたらスタート!歯磨き習慣の導入を

生後6ヶ月ごろから乳歯が生え始めます。
ガーゼや専用のブラシを使って、やさしく口の中をきれいにしてあげることから始めましょう。
少しずつ「歯磨きをするのが当たり前」という感覚が育っていきます。
食事とおやつの時間を整える

とくに注意したいのが、時間を決めずにいつまでも食べていること。「ダラダラ食べ」ともいわれるよくない食習慣です。
長時間にわたって食べ続けると、お口の中が酸性に傾きやすくなり、歯がだんだん溶けていきます。
これは脱灰という状態なのですが、歯はその後、自らを修復する再石灰化という働きももっています。
けれども、いつまでもお口の中に食べものがあると、脱灰の状態が続いて歯が溶けっぱなしになり、再石灰化されるタイミングを失ってしまうのです。
どうすればいいのかというと、「決まった時間に食事やおやつをとること」。これを大事にすると、歯の再石灰化を助け、むし歯予防につながります。
学童期のむし歯予防|自立を支えながら予防を続けましょう

小学生になると、自分で歯磨きをする機会が増えていきますが、まだ自分では完全に磨けていないことも多いため、保護者の方によるサポートも欠かせません。
仕上げ磨きの継続と自立のサポート

とくに、生えかわりの時期がむし歯リスクが高いため、小学校低学年のうちは仕上げ磨きを継続しましょう。
高学年になるにつれ、鏡を見ながら丁寧に磨く練習を重ねていくことで、自分の力でお口の健康を守る力が育っていきます。
フッ素塗布の活用で歯を強く!

定期的に、歯科医院でフッ素塗布を受けましょう。
フッ素は、歯の表面を強くして、むし歯に負けない歯を育てる手助けをしてくれます。
歯の再石灰化を助ける働きがあり、むし歯の原因菌に対する抵抗力も高めてくれます。
厚生労働省でもフッ素のむし歯予防効果が認められており、生えたばかりの永久歯にもとても効果的です。
また、フッ素塗布は年に2回以上、定期的に継続して受けることが大切です。
とくに幼児期にフッ素塗布を続けたことで、むし歯の発生を約半分に減らせたという報告もあります。
早い段階からのケアが、お子さまの歯を守る大きな力になります。
参照:厚生労働省|健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~|フッ化物歯面塗布 >
定期検診で小さな変化を見逃さない
お子さま自身が「痛い」「しみる」などの症状をうまく伝えられないこともあるため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが、早期発見・早期対応につながります。
成人期のむし歯予防|生活習慣の見直しとセルフケアの強化

永久歯が生えそろった中学生からは、成人期のむし歯予防を行います。
この時期、忙しい毎日の中では、ついお口のケアが後回しになってしまうこともあるかもしれません。
また、食事や喫煙、不規則な生活習慣といった要因もむし歯リスクに影響を与えます。
食生活の見直しが予防の第一歩
間食や糖分の多い飲食を控え、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
食べた後は時間を空けずに歯磨きをする習慣をつけると、むし歯予防につながります。
歯間ブラシやフロスで隙間のケアを

大人のむし歯は、「歯と歯の間」や「歯ぐきの境目」など、見えにくく磨きにくい部分にできやすい特徴があります。
歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスを取り入れると予防効果がぐっと高まります。
定期的なプロによるクリーニングを

セルフケアだけでは落としきれない汚れや歯石・バイオフィルムは、歯科医院での専門的なクリーニング(PMTC)で除去できます。
とくに歯の着色やざらつきが気になる方は、一度ご相談ください。
シニア世代のむし歯予防|根元のむし歯と乾燥させない備えを

年齢を重ねると歯ぐきが下がり、歯の根元(歯根)が露出しやすくなります。
歯の根元の露出した部分はエナメル質に覆われていないため、酸に弱く、むし歯が進行しやすい箇所です。
また、加齢や服薬の影響で唾液の分泌が減ると、お口の中を洗い流す力(自浄作用)が弱まり、むし歯や歯周病のリスクが上がります。
歯ぐきの境目を意識したブラッシング
シニア世代では、歯の根元や歯と歯ぐきの境目にむし歯ができやすくなります。
やわらかめの歯ブラシで、歯ぐきをいたわるようなやさしい力加減で丁寧に磨くことが大切です。
唾液腺マッサージや水分補給の習慣

唾液には、お口の中を清潔に保つはたらきがあります。
こまめな水分補給や唾液腺マッサージを取り入れることで、お口の中の乾燥を防ぎ、自然な予防効果を引き出すことができるでしょう。
当院で行うむし歯予防の取り組み

【大泉学園みやけ歯科】では、年齢や生活背景に合わせた予防ケアに力を入れています。
患者さまお一人お一人に合った方法で、無理なく続けられるむし歯予防をご提案しています。
予防を重視した診療スタイル
むし歯ができる前に、むし歯を未然に防ぐことを目的とした診療スタイルです。
定期検診では、歯の状態に合わせたフッ素塗布、歯石除去、ブラッシング指導などを行っています。
家族で通いやすい診療体制
平日夜間や土日診療など、ライフスタイルに合わせた通いやすい診療体制を整えています(※診療日時は変更になる場合があります。最新情報についてはホームページをご確認ください)。
小さなお子さまからシニア世代まで、年齢を問わず通いやすい歯科医院をめざしています。
目立ちにくく取り外せるマウスピース型矯正装置も対応
歯並びが整うと、磨き残しが減り、むし歯リスクも低くなります。
当院では、見た目に配慮しながら矯正治療ができる透明のマウスピース型矯正装置もご提案可能です。
※矯正治療は自由診療です。
※マウスピース型矯正装置は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
歯医者は「むし歯ができる前から相談できる場所」

「歯が痛くなったら歯医者に行く」という考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、むし歯や歯周病は、初期のうちはほとんど症状が出ないことも多いのです。
だからこそ、痛くなる前から歯科医院を活用していただくことが、お口の健康を長く守るためにとても大切です。
定期検診や予防ケアを通じて、歯を削らずにすむ健康な未来を一緒につくりましょう。
ご家族のむし歯予防を「大泉学園みやけ歯科」と一緒に

むし歯予防は、年齢や生活環境によって必要なケアが異なります。
その方にとって適切な方法を知り、正しく続けることが健康な歯を守る近道です。
【大泉学園みやけ歯科】では、
▪小さなお子さまへの「フッ素塗布」や「正しい歯磨き指導」
▪成人の方への生活習慣のアドバイスと「プロフェッショナル・クリーニング」
▪シニア世代への「歯ぐきケア」や「根元のむし歯予防」
といった、ライフステージに応じたきめ細かな予防ケアをご提供しています。
院内は段差のないバリアフリー設計で、キッズスペースも完備しています。
西武池袋線・大泉学園駅から徒歩2分の好立地で、お子さまからシニア世代の方まで、ご家族皆さまで安心して通っていただけるよう診療環境を整えている歯科医院です。
むし歯ができる前から、定期的な予防を始めてみませんか?
ご家族そろって、お気軽にご相談ください。








