
皆さま、こんにちは。
練馬区の大泉学園駅から徒歩2分の歯医者【大泉学園みやけ歯科】です。
「そのうち治るはず」と見過ごしがちな口内炎ですが、2週間以上続く場合は注意が必要です。
単なる炎症だけではなく、「口腔がん」をはじめとするほかの病気がかくれていることもあるからです。
今回は、歯科口腔外科で行う検査の流れや受診の目安について、わかりやすく解説します。

三宅 言輝 院長
経歴2014
明海大学歯学部 卒業
2014-2015
明海大学歯学部 臨床研修医
2015-2021
明海大学歯学部 口腔外科第二講座 医局医
2019-2023
医療法人みやけ歯科医科ケア みやけ歯科クリニック 非常勤医
2021-2023
医療法人社団正昌会 山口歯科医院 常勤医
2023.9.1
大泉学園みやけ歯科 開院
医院名:大泉学園みやけ歯科
所在地: 〒178-0063
東京都練馬区東大泉5丁目40-40
2週間以上続く口内炎は受診を~口腔がんの可能性~

口内炎はたいてい1〜2週間でおさまります。
だからこそ、2週間たっても症状がよくならない、見た目(色・形)が変わってきた、硬くなった、口が開けにくい・飲み込みにくいといった変化が続くときは、口腔がんを含む病気がかくれていないかを確かめる必要があります。
自己判断で様子を見続けるより、早めに歯科口腔外科を受診しましょう。
早い段階で原因がわかるほど、選べる治療の幅が広がり、身体への負担も少なくできる可能性があります。
迷ったら、まずカレンダーで発症日から14日を数えてみてください。
口内炎が「長引く」「様子が変わっていく」「口を動かしにくい」のどれかが当てはまった時点で、受診のタイミングです。
ご自身やご家族の「いつもと違う」様子に気づいたら、早めに歯科へ相談することが、回復への近道になります。
口内炎は一般的にはいつ治る?~受診の目安を知るために~

まずは、「一般的な口内炎」の治り方を知っておくと、受診の判断がしやすくなります。
アフタ性口内炎~一般的な受診の目安~
口内炎で最も多いのが「アフタ性口内炎」です。
直径1〜10mmの潰瘍ができたり、粘膜や皮膚の表面がただれた状態になったりし、中心は白っぽく、周囲が赤く見えます。
通常は1〜2週間ほどで自然に快方に向かいます。
この期間を超えても長引く、数が増える、痛みが強まるときは、自己判断で様子を見続けず、歯科口腔外科を受診しましょう。
長引く口内炎は赤信号~セルフチェックしてみよう~
このような口内炎は注意が必要です。
✅2週間以上治らない
✅色や形が変わる、盛り上がる・硬くなる
✅抜歯や噛んでできた傷が2週間以上たっても治らない
✅入れ歯や装置が当たってできた傷が治らない
✅歯がグラつく、浮いた感じがする
✅口臭が強すぎる状態が続く
✅口が開けにくい、飲み込みにくい
✅下や唇が動かない、しびれる
これらは早めに受診した方がいいサインです。
長引く口内炎は、ほかの病気がかくされていないか診査が必要になることがあります。
アフタ性以外の口内炎もあります
同じ「口内炎」でも原因はさまざまです。
「アフタ性口内炎」以外にも、つぎのような口内炎があります。
▪外傷性口内炎:頬や舌を噛む、入れ歯・装置の縁が当たるなどが原因。そこに炎症が起こって潰瘍や粘膜のただれが現れる。舌のふちにできることが多い。
▪ヘルペス性口内炎:ヘルペスウイルスなどで水疱ができて皮膚や粘膜がただれた状態になり、発熱やだるさを伴うことも。免疫機能が低下しているときに発症しやすい。
▪カンジダ性口内炎:口内の常在菌であるカンジダ菌が増え、白い苔のように見え、赤くただれる。口の乾燥や抗菌薬使用が関わる例もあり、口内全体にできやすい。
▪薬剤関連・全身疾患の影響:投薬や大腸炎などの全身疾患に伴うこともある。
口内炎は、自己判断では見分けにくいため、長引く場合は、歯科口腔外科の受診をおすすめします。
口内炎?口腔がん?歯科口腔外科でできる検査

問診・視診や触診、細胞診、組織検査、画像検査などを行いますが、「この病気である」と最終的に医師が判断するためには、病理検査(生検)が必要です。
必要に応じて、すみやかに専門医院への連携や紹介を行います。
STEP1.まずは問診・視診・触診を行う
症状がいつ始まり、今どう変化しているかを詳しくおうかがいます。
睡眠や食事の状態、ストレス、これまでの病気や服用中の薬、喫煙・飲酒の有無、入れ歯やマウスピース型矯正装置の使用状況も確認します。
お口の中は見て・触れてチェックします。病変の位置や大きさ、表面のようす、境界のはっきり具合、硬さ、出血のしやすさ、首のリンパ節の腫れを丁寧に調べ、必要に応じて写真で記録し、後日の経過と比較します。
STEP2.お口の粘膜を軽くこすって口腔がんの可能性をチェック
綿棒や小さなブラシで表面の細胞を少量だけ採り、顕微鏡で調べます。
まずは、口内炎などの症状が悪性の可能性が高そうかどうかを簡単にチェックする段階です。
結果を踏まえて、生検(組織検査)が必要かを判断します。
STEP3.生検(せいけん)~組織検査~
気になる部分をごく小さく採取し、病理医が、採取された細胞や組織を顕微鏡で詳しく調べて病気の正体を明らかにします。
多くのケースでは局所麻酔を施して行いますので、検査そのものは短時間で痛みを感じることはありません。
検査後はいつも通り過ごせますが、激しい運動や、刺激の強いものを飲食するのは控えましょう。
結果が出るまでの目安は数日〜1・2週間ですが、医療機関によって異なります。
この結果を踏まえ、病名が決まることになります。
STEP4.画像検査~CTなど~
病変の広がりや深さ、骨やリンパ節への及び方を調べます。
CTで、歯や顎の骨の状態を立体的に把握し、適切な治療計画を立案します。
STEP5.進行ステージに合わせた治療法を選ぶ
病状の進行ステージに合わせて治療法を選びます。
いずれかの段階で、必要に応じて専門医院と連携・紹介することもあります。
当院は、わかりやすい説明を大切にしておりますので、疑問点などがございましたらどのようなことでもご質問ください。
静脈内鎮静法にも対応しています

歯科口腔外科では、外科処置や手術の際、治療に対する恐怖心が強い方や嘔吐反射がつらい方には、点滴で鎮静薬を少量ずつ投与し、うとうととリラックスした状態で処置を受ける方法「静脈内鎮静法」をご用意しています。
全身麻酔とは異なり、自発呼吸を保ったままで、痛みや恐怖の感じ方を抑えやすいのが特徴です。
いくつかの注意点があります。
▪処置中の記憶が残りにくい場合があります
▪実施前には問診・既往歴・お薬の確認などの確認を行います
▪当日の車の運転は控えてください
▪ご家族の同伴が望ましいです など
薬の効き方には個人差があり、適応外となる場合や副作用(眠気、血圧・呼吸の変化など)の可能性もあるため、全身状態をモニター管理しながら医師が安全性に配慮して行います。
こんなふうに考えていませんか?~よくある3つの思い込み~

1.「市販薬で様子見を続ければそのうち治るのでは?」
市販薬は痛みの緩和に役立つことはありますが、診断や治療の代わりにはなりません。2週間以上も口内炎が治らない場合は、受診が必要なサインです。
2.「白いのは口内炎だから心配いらないと思うのですが……」
白く見える病変はウイルス性口内炎のこともありますが、上皮の変化や角化で白く見えることもあります。見た目だけでの自己判断は禁物です。
3.「口内炎が治らないけど、痛くないから大丈夫ですよね?」
痛みが少ない口腔がんもあります。特に、初期段階では痛くないことが特徴でもあります。なかなか治らない、状態が変わっていく場合は、できるだけ早く受診しましょう。
「このくらいで?」と思わずに受診を!口内炎も歯科口腔外科で診察・治療できます

口内炎は身近な症状ですが、痛みで食事や会話がつらくなることがあります。
歯科口腔外科では、口内炎そのものの治療はもちろん、長引く・繰り返す原因の見極めまで含めて診ることができます。
「そのうち治るはず」と先のばしにせず、早めに受診してください。
まずは見て・触れて状態を把握し、必要に応じて細胞診や生検、画像検査でほかの病気でないことを確認します。
口内炎と判断された場合は、症状と原因に合わせて次のような治療・ケアを組み合わせます。
痛みと炎症を抑えるケア
口腔用の抗炎症薬(軟膏・貼付剤)、表面麻酔薬、粘膜保護薬、刺激の少ない洗口などで、しみや痛みを和らげます。
刺激源がある場合はその調整
入れ歯や、マウスピース型矯正装置の当たりどころを点検・研磨し、頬や舌を噛みやすい癖がある場合は当たりにくいよう調整します。
原因に応じた対応
ヘルペスなどの感染が疑われるときは必要に応じて医科とも連携し、抗菌薬の投与を検討します。
薬の選択や用量は、年齢や持病、妊娠中かどうかなどをふまえて個別に判断します。
再発予防のアドバイス
睡眠・お口の乾燥対策、ビタミンB群を含む栄養バランスなどの見直しを提案します。
辛い・熱い・酸っぱい食品は一時的に控え、歯磨きは軽い力で行いましょう。
長引く口内炎は「大泉学園みやけ歯科」にご相談ください

口内炎は、通常1〜2週間で症状が改善していくのが目安です。
だからこそ、2週間以上続くときは、歯科口腔外科で原因を確かめるサインと考えてください。
【大泉学園みやけ歯科】は、「日本口腔外科学会 認定医」の院長のもと、ライフステージに応じた包括的歯科診療を行っています。
大泉学園駅から徒歩2分の好立地にあり、ご家族で通っていただきたすいよう段差のないバリアフリー設計の院内にはキッズスペースもご用意しています。
平日夜間・土日も診療で、学校や仕事、子育てなどでお忙しい方も通いやすい歯科医院ですので、ご都合にあわせてお越しください(診療日時は変更になることがあります。来院前に最新情報をご確認ください)。









